アートハウスおやべとは

美術作品の鑑賞や創作などを通じて美との出会いや交流の機会を提供し、市民の美術に対する関心を高めるとともに芸術文化活動の推進を図るための拠点として期待されています。
なお、計画の前提となった「施設も運営もシンプルでローコストなもの」という考え方にもとづき、「収蔵品を持たなくても活発な美術活動が継続できる<新タイプの美術館>となることをめざしています。
目的・考え方

市民に広く開かれた施設となるよう次のことを基本目標とする
●市民の美術活動の拠点となる施設●子どもたちの創造力や感性を育むことができる施設
●創作活動や美術活動が気軽にできる施設
●誰もが身近に感じ、自由に立ち寄ることができる施設
これからの時代にふさわしい美術館となるよう次の方針により進める
●「観る」だけでなく、「創る、考える、楽しむ」など、多様な美と出会える場づくり●作家やグループ、他の美術館、学校などと連携し、多彩な展覧会・催しを企画実施
●アートハウスの建物だけでなく、クロスランドおやべの施設や野外空間なども活用
運営の方針

運営に当たっての特色づくり・・・次の3つの分野を柱として進める。
●地域のアート
市民の美術活動の拠点として多様な催しを企画・実施、& 地域アートの創造
●こどものアート
こどもたちの美の体験を豊かにするため、創作活動や作品発表の場として活用
●現代のアート
屋内外の空間を活かして現代の美術の姿を表現し、新たな美の交流を創出・発信
主な経過
平成22年8月 | 加賀谷武氏より小矢部市に対し美術館建設のための寄付の申し出 |
平成23年10月21日 | 『美術館等施設建設調査検討委員会』設置 |
平成25年10月11日 | 『美術活動拠点施設運営設備等検討委員会』設置 |
平成26年9月11日 | 名称がアートハウスおやべに決定 |
平成27年9月18日 | 開館(記念式典、開館記念展 空間造形「新たな美との出会い」開幕) |
施設の概要
緑の環境に映える白を基調とした外観と内部空間は、屋内・野外における展示作品を引き立たせます全体面積 | 約800㎡ |
建設費 | 約2.5億円 |
展示室 | 300㎡、天上高さ4m、間仕切壁で3室に区分可能 展示室3は創作活動のためのアトリエとして活用 |
オープンギャラリー | 外部の景観を取り入れた明るい空間(幅4.5m、長さ26m) 作品や美術情報展示、ワークショップに活用 |
休憩・喫茶コーナー | 椅子・テーブル、自販機 |
図書情報コーナー | 図書の閲覧、映像コーナー |
その他 | 事務室・受付、倉庫(バックヤード)、トイレ・授乳室、基本的な空調機能 |
シンボルマーク

●クロスランドの緑の中のアートハウスおやべは 未来への美の懸け橋
●サンカクとマルのかたちは ART HOUSE OYABEの頭文字、AとOを表現